フライパン一つで簡単!タラとキノコのシンプルバター醤油蒸し
はじめに
料理に慣れていないと、「魚料理は難しそう」「後片付けが大変そう」と感じるかもしれません。でも大丈夫です。今回ご紹介するレシピは、フライパン一つで驚くほど簡単に、そして美味しく魚料理が作れます。
使う食材も必要最低限。タラの切り身と、お好みのキノコ、ちょっとした香味野菜があれば、あとはご家庭にある調味料で十分です。
このレシピなら、洗い物も少なく済むので、忙しい日の夕食にもぴったりです。ぜひ気軽に挑戦してみてください。
材料(1人分)
- タラの切り身:1切れ
- お好みのキノコ(しめじ、エリンギ、まいたけなど):合わせて100g程度
- 長ネギ(白い部分):5cm程度
- バター:10g
- 醤油:小さじ2
- 塩、こしょう:少々
必要な道具
- フライパン(蓋付き)
- まな板
- 包丁
- 菜箸 または トング
特別な調理器具は必要ありません。ご家庭にあるもので作ることができます。
作り方
1. 材料の下準備をします
- タラの切り身はキッチンペーパーで水気を軽く拭き取り、両面に塩、こしょうを少々振ります。
- キノコは石づきを取り除き、食べやすい大きさに手でほぐすか、包丁で切ります。しめじやまいたけなら手でほぐすのが簡単です。エリンギなら縦に薄切りにすると火が通りやすくなります。
- 長ネギは、斜め薄切りにします。辛味が苦手な場合は、白い部分だけでなく青い部分も少し使うと香りが和らぎます。
2. フライパンを熱します
- フライパンにバターを入れ、弱めの中火で熱します。バターが溶けてきたら、焦げ付かないように注意してください。
3. キノコとネギを軽く炒めます
- バターが溶けたフライパンに、下準備したキノコと長ネギを加えます。
- 全体にバターが絡むように、1分ほど軽く炒めます。キノコが少ししんなりするくらいで大丈夫です。
4. タラと醤油を加えます
- 炒めたキノコとネギの上に、タラの切り身を乗せます。
- フライパンの縁から、タラとキノコ全体に醤油を回しかけ入れます。
5. 蓋をして蒸し焼きにします
- フライパンに蓋をします。
- 火加減を弱火〜中弱火くらいに落とし、5分から8分ほど蒸し焼きにします。
- 「蒸し焼き」とは、蓋をして加熱することで、食材から出る水分や加えた水分(今回は醤油)を蒸気として循環させ、効率的に火を通す調理法です。
- タラの厚みによって火の通り時間は変わります。5分経ったら一度蓋を開け、タラの身が白くなり、菜箸などで軽く触ってみて崩れるようなら火が通っています。まだ生っぽい場合は、蓋をして様子を見ながら数分加熱を続けてください。焦げ付きそうであれば、少量の水を加えても良いでしょう。
完成
タラに火が通ったら完成です。ふっくらと蒸し上がったタラと、バター醤油の香りが食欲をそそるキノコとネギを、お皿に盛り付けましょう。
アレンジ/補足
- 他の魚で: タラの代わりに、サケやカレイの切り身を使っても美味しく作れます。その場合も、厚みによって加熱時間を調整してください。
- 野菜をプラス: パプリカの細切りや、ブロッコリーを小さく切ったものなどを、キノコと一緒に加えても彩りが良くなります。
- 風味を変えて: 仕上げにレモン汁を少し絞ったり、刻んだパセリを散らすと、さっぱりとした風味が加わります。
- ご飯に乗せて: 熱々のご飯の上に、このバター醤油蒸しを乗せれば、手軽な魚丼としても楽しめます。
おわりに
フライパン一つで、こんなに簡単に美味しい魚料理ができるのです。初めて魚を調理するという方にも、きっと成功していただけるレシピだと思います。
難しい手順は一切ありません。ぜひこのレシピをきっかけに、毎日の食卓に魚料理を取り入れてみてください。きっと、料理への苦手意識も少しずつ和らいでいくはずです。
また次のシンプルなレシピでお会いしましょう。