レンジ一つ!鮭ときのこのシンプル蒸し
はじめに
毎日の食事作り、特に料理が苦手だったり、何から始めて良いか分からなかったりする方にとって、献立を考えるのも、実際に作るのも大きな負担になることがありますよね。でも、大丈夫です。「シンプル食卓レシピ」では、そんな方でも無理なく続けられる、本当に簡単なレシピだけをご紹介しています。
今回ご紹介するのは、電子レンジ一つで完成する「鮭ときのこのシンプル蒸し」です。火を使わず、切って並べてチンするだけ。洗い物も少なく済むので、疲れている日でも手軽に作れます。鮭の栄養ときのこの旨味をシンプルに味わえる、ヘルシーで美味しい一品です。
「魚料理は難しそう」と思っている方にこそ、ぜひ試していただきたいレシピです。きっと「これなら自分にもできる!」と感じていただけるはずです。
材料(1人分)
- 生鮭または甘塩鮭の切り身:1切れ
- お好みのきのこ(しめじ、えのき、エリンギなど):合わせて1/2袋程度
- 塩:少々(甘塩鮭の場合は不要、または控えめに)
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こしょう:少々
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お好みで:
- バター:5g程度
- 日本酒または白ワイン:大さじ1/2
- ポン酢や醤油:適量(かける用)
材料について: 鮭は生鮭でも甘塩鮭でも美味しく作れますが、甘塩鮭の方が下味がついているので、さらに手軽です。きのこは冷蔵庫にあるものや、お好きな種類を組み合わせて使ってみてください。
必要な道具
- 電子レンジ
- 耐熱皿(鮭の切り身が乗るくらいの大きさ)
- ラップ
- (必要であれば)包丁、まな板(きのこを切る場合)
特別な調理器具は何も必要ありません。ご家庭にあるもので作れます。
作り方
さあ、実際に作ってみましょう。手順はとても簡単です。
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下準備をする
- 鮭に骨があれば取り除きます。(骨がない場合もあります)
- 生鮭の場合は、両面に軽く塩、こしょうを振ります。(甘塩鮭の場合はこしょうのみ、または何も振らなくてもOKです)
- きのこ(しめじなど)は石づき(根本の硬い部分)を切り落とし、手で食べやすい大きさにほぐします。えのきの場合は根元を落とし、長さを半分に切っても良いでしょう。エリンギなど大きいきのこは、縦半分に切ってから薄切りにします。
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耐熱皿に材料を並べる
- 耐熱皿に、まずほぐしたきのこを敷き詰めます。
- その上に、鮭の切り身を乗せます。
- お好みで、鮭の上にバターを乗せたり、日本酒または白ワインを少量(大さじ1/2程度)回しかけたりすると、風味が良くなります。
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電子レンジで加熱する
- 耐熱皿にふんわりとラップをかけます。空気が少し逃げるように、ぴったり密着させすぎないのがポイントです。
- 電子レンジに入れ、600Wで3分〜4分加熱します。(鮭の大きさや厚み、レンジの機種によって加熱時間は異なります)
- 一度取り出し、鮭に火が通っているか確認します。身の色が変わって、箸で触ってみて固くなっていればOKです。もし火が通っていないようであれば、様子を見ながら30秒ずつ追加で加熱してください。
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完成!
- 火が通ったら、ラップを外して完成です。熱々なので火傷に注意してください。
完成
レンジから取り出したばかりの鮭ときのこは、湯気と共に良い香りが立ち込めます。ふっくらと蒸しあがった鮭ときのこは、素材本来の味が楽しめます。
アレンジ/補足
- 味付け: シンプルな塩こしょう味でも美味しいですが、お好みで食べる際にポン酢や醤油をかけてもさっぱりといただけます。レモン汁をかけるのもおすすめです。
- 他の野菜: 玉ねぎを薄切りにしてきのこの上に敷いたり、冷凍のブロッコリーやほうれん草を一緒に並べたりするのもおすすめです。彩りも良くなり、栄養価もアップします。
- 冷凍鮭を使う場合: 冷凍のまま使う場合は、表示されている加熱時間を目安にするか、長めに加熱時間を見てください。解凍してから使う方が失敗しにくいでしょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか? レンジ一つで、あっという間に美味しい鮭ときのこの蒸し料理が完成しました。「火を使わない」というだけで、料理へのハードルがぐっと下がる方もいらっしゃると思います。
このレシピで、「料理って意外と簡単かも」と感じていただけたら嬉しいです。シンプルながらも栄養バランスの良い一品で、ぜひ毎日の食卓に取り入れてみてください。
これからも、誰でも簡単に作れるシンプルレシピをご紹介していきますので、ぜひまたサイトを訪れてみてくださいね。