鍋一つで簡単!豆腐と卵のふわふわ中華スープ
はじめに
「料理は難しそう」「何から始めて良いか分からない」そう感じていませんか?
このサイトでは、誰でも簡単に、そしておいしく作れるシンプルレシピをご紹介しています。今回は、鍋一つでパパッと作れる、体も心も温まる「豆腐と卵のふわふわ中華スープ」のレシピです。
使う材料は、豆腐、卵、そしてご家庭にある調味料が中心。特別なテクニックは一切不要です。料理が苦手な方でも、これならきっと「できた!」を実感できるはずです。ぜひ、挑戦してみてください。
材料(1~2人分)
- 絹ごし豆腐または木綿豆腐:1/2丁(約150g)
- お好みでどちらでも構いません。絹ごしの方がなめらかな仕上がりになります。
- 卵:1個
- 長ねぎ:お好みで少量(5cm程度)
- 彩りと香りが良くなりますが、なくても作れます。
- 水:400ml
- 鶏がらスープの素(顆粒):小さじ2
- 醤油:小さじ1
- 塩、こしょう:少々
- ごま油:小さじ1/2
必要な道具
- 片手鍋 または 小鍋
- お玉
- 菜箸 または フォーク(卵を溶く用)
- 包丁、まな板(豆腐とねぎを切るのに使います)
- 包丁を使うのが不安な方は、豆腐は手でちぎるか、パックの上から包丁を入れて切る方法でも大丈夫です。ねぎはハサミで切っても構いません。
作り方
これからご紹介する手順は、料理初心者の方でも迷わないよう、できるだけ具体的に解説しています。
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材料の下準備をします。
- 豆腐は1.5cm角くらいの大きさに切ります。少し大きめに切ると、崩れにくくなります。
- 長ねぎは、もし使う場合は小口切りにします。緑の部分だけでも、白い部分だけでも良いです。
- 卵はボウルなどに割り入れ、菜箸かフォークで溶きほぐしておきます。黄身と白身がしっかり混ざるまで混ぜてください。
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鍋にスープの材料を入れて火にかけます。
- 鍋に水400ml、鶏がらスープの素小さじ2、醤油小さじ1を入れます。
- 鍋を中火にかけ、煮立たせます。「煮立つ」とは、液体がポコポコと泡立って沸騰している状態のことです。
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豆腐を鍋に加えます。
- スープが煮立ったら、切っておいた豆腐を静かに鍋に入れます。
- 再度煮立つのを待ち、弱火にして豆腐を2~3分温めます。ここで豆腐を温めることで、スープと味がなじみやすくなります。
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溶き卵を回し入れます。
- スープを弱火にしたまま、菜箸などで鍋の中をゆっくりと混ぜ、小さな対流を作ります。
- その対流に向かって、用意しておいた溶き卵を細く回し入れます。一度にドバッと入れるのではなく、鍋全体に広がるように入れると、卵がふわふわに仕上がります。
- 卵を入れたら、すぐに混ぜたり触ったりせず、卵がふわっと浮き上がって固まるまで30秒ほど待ちます。ここで触りすぎると卵が細かくちぎれてしまい、ふわふわになりにくいです。
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仕上げをします。
- 卵が固まったら、塩、こしょうで味を調えます。味見をして、薄ければ塩を少量足してください。
- お好みで、切っておいた長ねぎを加えます。
- 火を止める直前に、ごま油小さじ1/2を回しかけ、軽く混ぜ合わせます。ごま油の香りが食欲をそそります。
完成!
熱々のふわふわ卵と、つるんとした豆腐、そして香り高いごま油の中華スープが完成しました。鍋一つで、あっという間にできる優しい味わいのスープです。
アレンジ/補足
- 野菜を追加: 冷蔵庫に残っているきのこ類(しめじ、えのきなど)や、乾燥わかめなどを加えると、さらに具沢山になります。きのこ類は豆腐と一緒に煮て、わかめは最後に加えるのがおすすめです。
- とろみをつける: 片栗粉小さじ1を水大さじ1(分量外)で溶いた水溶き片栗粉を、スープが煮立っているところに回し入れ、混ぜながら再度煮立たせると、とろみのあるスープになります。より体が温まります。
- このスープは作り置きには向きません。できたてを温かいうちに召し上がるのが一番美味しいです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?「鍋一つで簡単!豆腐と卵のふわふわ中華スープ」。
これなら自分にもできそう!そう思っていただけたら嬉しいです。シンプルですが、栄養バランスも良く、ホッと一息つける味わいです。
まずはこの一杯から、おうちごはん作りの第一歩を踏み出してみませんか。きっと、毎日の食事がもっと豊かになるはずです。