オーブントースターで簡単!鶏もも肉と玉ねぎのシンプル塩コショウ焼き
はじめに
毎日の献立に頭を悩ませていませんか?「料理は難しそう」「失敗するのが怖い」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、大丈夫です。ご紹介するレシピは、必要最低限の食材と、ご家庭にあるオーブントースターを使って、驚くほど簡単に作れる一品です。包丁を使う回数も少なく、火加減の調整もほとんど必要ありません。材料を準備してオーブントースターに入れるだけなので、料理が苦手な方や忙しい日でも、きっと美味しく作っていただけます。
今回は、鶏もも肉と玉ねぎを使った、シンプルながらも満足感のある塩コショウ焼きのレシピです。ぜひ挑戦して、ご自身の「できた!」を体験してみてください。
材料(1人分)
- 鶏もも肉:1/2枚(約120g)
- 玉ねぎ:1/4個
- 塩:少々
- 黒こしょう:少々
- サラダ油(またはオリーブオイル):小さじ1
※鶏もも肉は、もも肉1枚の半分程度を目安にしてください。玉ねぎは中くらいのサイズを使用します。
必要な道具
- 包丁
- まな板
- 耐熱皿(グラタン皿のようなもの)またはアルミホイル
- オーブントースター
特別な調理器具は必要ありません。普段お使いの包丁やまな板、オーブントースターがあれば大丈夫です。耐熱皿がない場合は、アルミホイルを二重にして器のように成形しても代用できます。
作り方
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材料を切る準備をする まずは材料を切る準備をします。鶏もも肉は、キッチンペーパーで余分な水分を軽く拭き取ると、臭みが減り、味がなじみやすくなります。鶏肉には、白い脂肪や透明な筋(腱)が付いていることがあります。これらは食感を悪くする場合があるので、もし気になるようでしたら、包丁の先などを使って切り取ってください。無理に全て取る必要はありませんので、できる範囲で大丈夫です。 玉ねぎは、皮をむいて根元とヘタを切り落とします。
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材料を切る 鶏もも肉は、一口大より少し大きめ、5cm角くらいのサイズに切ります。焼くと縮むので、少し大きめに切るのがおすすめです。 玉ねぎは、1cm幅くらいのくし形切りにします。玉ねぎは加熱すると甘みが増し、鶏肉と一緒に美味しくいただけます。
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耐熱皿に並べる 使う耐熱皿にサラダ油(またはオリーブオイル)小さじ1を薄く塗ります。こうすることで、食材がくっつきにくくなります。油を塗った耐熱皿に、切った鶏もも肉と玉ねぎを並べます。玉ねぎはバラバラになるようにほぐしながら並べると、全体に火が通りやすくなります。
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味付けをする 並べた鶏もも肉と玉ねぎ全体に、塩、黒こしょうをまんべんなく振ります。塩は、指でつまんだ量で、高い位置からパラパラと振ると均等につきやすいです。黒こしょうはお好みで量を調整してください。
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オーブントースターで焼く 材料を並べて味付けをした耐熱皿を、予熱なしのオーブントースターに入れます。オーブントースターの種類にもよりますが、1000Wであれば15分〜20分を目安に焼いてください。 途中で焼き加減を確認し、鶏肉に火が通り、玉ねぎがしんなりとするまで焼きます。鶏肉の表面がきつね色になり、串などを刺したときに透明な肉汁が出てくれば火が通っています。 もし表面だけ先に焦げ付きそうになったら、アルミホイルを上からかぶせて焼くと良いでしょう。
完成
オーブントースターから取り出すときは、皿が熱くなっているのでやけどに十分注意してください。香ばしく焼けた鶏もも肉と甘くなった玉ねぎの、シンプルな塩コショウ焼きの完成です。
アレンジ/補足
- 野菜を追加: パプリカやきのこ類(しめじ、エリンギなど)も、玉ねぎと同様に切って一緒に焼くことができます。彩りも栄養バランスも良くなります。
- 風味をプラス: 鶏肉の上にローズマリーやタイムといったハーブを乗せて焼くと、より香りが豊かになります。
- 味付けを変える: 塩コショウだけでなく、お好みで醤油をほんの数滴垂らしたり、カレー粉やハーブソルトを使ったりしても美味しくいただけます。焼く前に鶏肉に下味として揉み込んでおくのも良い方法です。
- 保存: 粗熱を取ってから密閉容器に入れ、冷蔵庫で2〜3日保存可能です。温め直す際は、電子レンジや再度オーブントースターを使用してください。
おわりに
オーブントースター任せで簡単にできる、鶏もも肉と玉ねぎのシンプル焼き。いかがでしたでしょうか。包丁を使うのは鶏肉と玉ねぎを切るときだけ、あとはオーブントースターに入れるだけ、という手軽さが魅力です。
シンプルながらも素材の味をしっかり楽しめるこのレシピは、「一品何か作りたい」というときにもぴったりです。ぜひ、このレシピをきっかけに、ご自宅での食事がもっと楽しいものになれば嬉しいです。次はどんな簡単なレシピに挑戦してみますか?