レンジ一つで簡単!きのこのバター醤油蒸し
はじめに
「もう一品欲しいな」「何か簡単に作れるヘルシーなおかずはないかな」 そんな風に思っている方に向けて、今回は火を使わずにレンジ一つで完成する、とても簡単なきのこレシピをご紹介します。
料理に慣れていない方にとって、火を使う調理は少しハードルが高く感じるかもしれません。また、仕事で疲れて帰ってきた後や、時間がない時など、手軽に済ませたい日もありますよね。
この「きのこのバター醤油蒸し」は、耐熱容器に入れてレンジでチンするだけ。包丁やまな板も、使うきのこの種類によってはほとんど必要ありません。バターと醤油のシンプルな味付けで、きのこの旨味をしっかり味わえます。
きのこは低カロリーで食物繊維も豊富なので、健康を気遣う方にもおすすめです。ぜひ、この機会に試してみてください。
材料(1〜2人分)
- お好みのきのこ:合計150g〜200g程度
- (例:しめじ、まいたけ、エリンギ、えのきだけなど)
- バター:10g
- 醤油:小さじ2
- お好みでブラックペッパー:少々
必要な道具
- 耐熱容器(ガラス製やプラスチック製など、レンジ加熱できるもの) または お皿とラップ
- 計量スプーン(醤油を計るのに使いますが、目分量でも大丈夫です)
- 包丁、まな板(きのこの種類によっては使用します)
特別な道具は一切使いません。普段お使いの電子レンジがあればすぐに作れます。
作り方
さあ、実際に作ってみましょう。たったこれだけ?と思うほど簡単な手順です。
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きのこの準備をします。
- お好みのきのこは、石づき(根元の硬い部分)を取り除きます。「石づき」とは、きのこが地面などに繋がっていた名残の部分で、硬くて食べられないことが多いです。包丁で切り落とすか、手でねじって取ります。
- しめじやえのきは手でほぐします。まいたけも手でさいてOKです。
- エリンギなど、大きいきのこは食べやすい大きさに手でさくか、包丁で薄切りや乱切りにしてください。
- 洗う必要はありません。汚れが気になる場合は、キッチンペーパーなどで優しく拭く程度で十分です。
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耐熱容器にきのこを入れます。
- 準備したきのこを全て耐熱容器に入れます。お皿を使う場合は、深さのあるものを使うと、後で混ぜやすいです。
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バターと醤油を加えます。
- きのこの上にバターを乗せます。冷蔵庫から出したての硬いバターでも大丈夫です。
- 醤油を全体に回しかけます。計量スプーンがなくても、容器の大きさを目安に「小さじ2くらいかな」と感覚で入れてしまっても問題ありません。
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レンジで加熱します。
- 耐熱容器にふんわりとラップをかけます。お皿の場合は、お皿ごと全体をラップで包み込みます。ラップをかけることで、蒸気できのこがふっくら仕上がります。
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電子レンジに入れて加熱します。加熱時間の目安は、きのこ200gあたり、電子レンジ(600Wの場合)で約3分〜4分です。きのこの量や種類、電子レンジの機種によって加熱時間は調整してください。きのこがしんなりして、熱が全体に通っていればOKです。
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失敗しないコツ: 加熱途中で一度取り出し、軽く混ぜてから再度加熱すると、加熱ムラを防ぐことができます。また、加熱しすぎるときのこが縮みすぎてしまうことがあるので、様子を見ながら加熱時間を調整しましょう。
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混ぜて味をなじませます。
- 加熱が終わったら、熱いので火傷に注意しながらレンジから取り出します。
- ラップを外し、全体を軽く混ぜ合わせます。バターが溶けて醤油と混ざり合い、きのこに味がなじみます。
- お好みでブラックペッパーを振ると、味が引き締まります。
完成
レンジ一つで、あっという間に「きのこのバター醤油蒸し」の完成です! ふっくらと蒸されたきのこに、バター醤油の香ばしい香りが食欲をそそります。見た目もシンプルながら、食卓にもう一品彩りを添えてくれます。
アレンジ/補足
- 風味アップ: レンジ加熱前に、おろしにんにくを少量(チューブで1〜2cm程度)加えると、さらに風味豊かになります。
- ピリ辛に: 輪切り唐辛子を少量加えて加熱すると、ピリッとしたアクセントになります。
- チーズを乗せて: 加熱後、ピザ用チーズを乗せて再度30秒〜1分ほどレンジ加熱すると、とろとろチーズときのこの組み合わせを楽しめます。
- 冷凍きのこ活用: 冷凍きのこを使う場合は、解凍せずに凍ったまま使用できます。加熱時間を少し長めに調整してください。
- 保存方法: 清潔な密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、2〜3日を目安に食べ切ってください。
おわりに
いかがでしたでしょうか? 火を使わないので安全で、洗い物も少なく済む「きのこのバター醤油蒸し」。本当に簡単なのに美味しく、ヘルシーな副菜として大活躍してくれます。
「料理は難しい」と感じている方も、このレシピならきっと成功できるはずです。まずは「きのこを耐熱容器に入れる」という最初のステップから、気軽に始めてみてください。簡単な一品からでも、きっと食生活を改善するきっかけになるはずです。
これからも、シンプルで作りやすいレシピをご紹介していきますので、ぜひまたサイトを訪れていただけたら嬉しいです。