アルミホイルで簡単!鶏肉と野菜のシンプル包み焼き
はじめに
料理が苦手、あるいは普段あまりしないという方にとって、「献立を考える」「いくつかの工程を経て調理する」「後片付けをする」というのは、大きな負担に感じられるかもしれません。
でも、「アルミホイルで包んで焼く」という方法なら、準備も調理も後片付けも、驚くほどシンプルに済みます。今回ご紹介するレシピは、鶏肉と定番野菜を使った、まさに「シンプル食卓レシピ」にぴったりの一品です。
包んで焼くだけなので、火加減を細かく気にしたり、炒めすぎて焦がしたりする心配もほとんどありません。洗い物も少なく済みますので、ぜひ気軽に試してみてください。
材料(1人分)
- 鶏もも肉:1/2枚(約120g)
- 玉ねぎ:1/4個
- お好みのきのこ(しめじ、エリンギなど):1/2パック程度
- 塩:少々
- こしょう:少々
- 醤油:小さじ1
- バター:5g(またはお好みで)
- アルミホイル:大きめに1枚
必要な道具
- 包丁
- まな板
- アルミホイル
- オーブントースター、または魚焼きグリル
作り方
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材料の下準備をする
- 鶏もも肉は余分な脂肪を取り除き、一口大(約3〜4cm角)に切ります。もし皮が苦手な場合は、取り除いても構いません。
- 玉ねぎは皮をむき、薄切りにします。
- きのこは石づき(根元の硬い部分)を取り除き、手でほぐすか、食べやすい大きさに切ります。例えば、しめじなら小房に分け、エリンギなら縦に薄切りにします。
- ポイント: 鶏肉は厚みを均一にすると、火の通りムラがなくなり、失敗しにくくなります。
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アルミホイルを広げて材料を乗せる
- アルミホイルを広げます。この時、後でしっかりと包めるように、少し大きめにカットしておきましょう。
- アルミホイルの中央に、切った玉ねぎときのこを広げるように置きます。
- その上に、一口大に切った鶏肉を乗せます。
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味付けをする
- 鶏肉の上に、塩とこしょうを振ります。味を見ながら調整してください。
- 醤油を回しかけ、バターを乗せます。
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アルミホイルでしっかりと包む
- アルミホイルの手前と奥を持ち上げ、具材を覆うように重ねます。
- 両端も内側に折り込み、しっかりと閉じます。蒸気が漏れないように、隙間なく包むのが美味しく仕上げるコツです。
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加熱する
- 包んだアルミホイルを、オーブントースターまたは魚焼きグリルに入れます。
- オーブントースターの場合は、180℃〜200℃で15分〜20分程度焼きます。魚焼きグリルの場合は、中火で15分〜20分程度焼きます。
- 火が通ったか確認する: 竹串などを刺してみて、透明な肉汁が出れば火が通っています。もし赤い肉汁が出る場合は、もう少し加熱してください。アルミホイルを開ける際は、熱い蒸気が出るので火傷に注意してください。
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完成
- 焼きあがったら、熱々をそのまま食卓へどうぞ。アルミホイルを開けると、湯気と一緒に食欲をそそる香りが広がります。
アレンジ/補足
- 味付けを変える: 醤油バター味の他に、ポン酢でさっぱりと、味噌とみりんで和風に、カレー粉を少量加えてスパイシーに、なども簡単にできます。
- 野菜を変える: 玉ねぎときのこの他に、ピーマン、パプリカ、にんじん(薄切り)、じゃがいも(薄切りまたは小さく切る)、キャベツなども美味しくいただけます。火の通りにくい野菜は、少し小さめに切るか、薄切りにすると良いでしょう。
- チーズをプラス: 焼きあがる数分前にアルミホイルを開け、ピザ用チーズを乗せて再度焼くと、ボリュームも満足感もアップします。
おわりに
いかがでしたでしょうか。アルミホイルで包んで焼くだけで、鶏肉も野菜もふっくらと美味しく仕上がります。洗い物もアルミホイルを捨てるだけなので、とても楽です。
「料理は難しい」と感じていた方も、まずはこういった簡単な一品から始めてみてはいかがでしょうか。シンプルな調理法でも、美味しく栄養バランスの良い食事が作れることを実感していただけるはずです。ぜひ、今日の食卓にこの包み焼きを取り入れてみてください。