包丁ほぼいらず!フライパン一つ!サバ缶とキャベツのシンプル味噌炒め
はじめに
料理を始めたいけれど、何から手をつけて良いか分からない、包丁を使うのが億劫、そんな風に感じていませんか?
このレシピは、そんな方にぴったりの「シンプル食卓レシピ」です。使う食材はたった2つ(と調味料)で、包丁を使うのはキャベツを切る時だけ、調理はフライパン一つで完結します。
栄養豊富なサバ缶と、身近な野菜であるキャベツを組み合わせた、ご飯がどんどん進む美味しい味噌炒めです。ぜひお試しください。
材料(1~2人分)
- サバ缶(味噌煮缶):1缶(固形量70g~100g程度)
- 水煮缶でも作れますが、味噌煮缶を使うと味付けが簡単に決まります。
- キャベツ:大きい葉2~3枚分(約150g)
- ごま油:小さじ1/2〜1 (省略しても構いません)
- お好みで七味唐辛子:少々
(補足) * サバ缶は、汁ごと使いますので、水切りは不要です。 * キャベツは、カット野菜を使えば包丁もまな板も不要になります。
必要な道具
- フライパン
- 菜箸、または木べら
- 包丁(カットキャベツを使う場合は不要です)
- まな板(カットキャベツを使う場合は不要です)
特別な調理器具は必要ありません。ご家庭にある基本的なもので作れます。
作り方
-
キャベツを切る準備をします。
- キャベツの葉は洗って、キッチンペーパーなどで水気を軽く拭きます。
- 包丁を使う場合は、キャベツの芯を取り除き、食べやすい大きさにざく切りにします。ざく切りとは、だいたい一口大より少し大きめに、ランダムに切る方法です。火の通りを均一にするため、厚すぎる部分は避けると良いでしょう。
- カットキャベツを使う場合は、この工程は不要です。
-
フライパンを温めます。
- フライパンにごま油(またはお好みの油)を小さじ1/2〜1程度入れ、中火で温めます。(油を省略する場合は、何も入れずに温めてください)
-
キャベツを炒めます。
- 温まったフライパンに切ったキャベツを入れます。
- 中火で2~3分ほど、キャベツが少ししんなりするまで炒めます。硬いキャベツがお好みの場合は、炒め時間を短くしても構いません。
-
サバ缶を加えます。
- キャベツを炒めたら、サバ缶(味噌煮)を汁ごとフライパンに入れます。
- 菜箸や木べらでサバの身を軽くほぐしながら、キャベツと混ぜ合わせます。サバはあまり細かくほぐしすぎず、大きめの塊が残っている方が食感が楽しめます。
-
味をなじませます。
- 全体を混ぜ合わせながら、中火で1~2分ほど加熱します。サバ缶の汁気が少し煮詰まり、キャベツとサバに味がなじむまで炒め合わせます。
- 味見をして、もし薄く感じる場合は、ご家庭にある味噌(少量から)や醤油(数滴)を加えて調整してください。(味噌煮缶の味付けで十分な場合が多いです。)
-
完成です。
- 汁気が程よくなじんだら火を止めます。
完成
サバとキャベツに味噌の香りが絡んで、食欲をそそる一品が完成しました。熱々をご飯に乗せて、丼のようにしていただくのがおすすめです。
アレンジ/補足
- 風味アップ: 盛り付ける際にお好みで七味唐辛子を振ると、ピリッとした辛みが良いアクセントになります。
- 他の野菜: もし冷蔵庫にあれば、玉ねぎやきのこ(しめじなど)をキャベツと一緒に炒めても美味しく作れます。その場合は、キャベツと一緒に火が通りやすい大きさに切って加えてください。
- 保存: 残った場合は、清潔な密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、2日を目安に食べきってください。温め直す際は、電子レンジで加熱できます。
おわりに
サバ缶とキャベツのシンプル味噌炒めはいかがでしたでしょうか?
包丁もフライパンも最低限の手間で、身近な食材だけで、美味しくご飯が進む一品が完成します。「料理って意外と簡単かも?」と感じていただけたら嬉しいです。
まずはこの一皿から、毎日の食卓を少しずつ豊かにしていく第一歩を踏み出してみてください。