ご飯が進む!フライパン一つで卵とキャベツのシンプル炒め
はじめに:料理が苦手でも大丈夫。たったこれだけで美味しい一品を。
「料理は苦手」「何から始めたらいいか分からない」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。でも、大丈夫です。今回ご紹介するレシピは、本当にシンプル。使う材料はたったの2つ、使う道具もフライパン一つで完成する炒め物です。
特別な技術は一切必要ありません。キャベツを切って、卵と一緒にフライパンで炒めるだけ。これなら「失敗したらどうしよう…」という心配も少ないはずです。野菜も摂れて、お腹も満足できるこの一品で、まずは料理の小さな成功体験を積んでみませんか。ご飯にもよく合うので、忙しい日の献立にもぴったりです。
材料(1人分)
- キャベツ:葉を2〜3枚(約150g)
- 卵:1個
- 油(サラダ油、ごま油など):大さじ1
- 塩、こしょう:少々
- 醤油:小さじ1/2〜1(お好みで)
必要な道具
- 包丁
- まな板
- ボウル(卵を溶く用)
- フライパン
- 木べら、または菜箸
特別な道具は必要ありません。ご家庭にあるもので十分です。
作り方
さあ、一緒に作ってみましょう。一つずつ丁寧に進めますので、安心してください。
- 材料の下準備をします。
- キャベツは葉を一枚ずつ剥がし、洗います。芯の硬い部分は薄くそぎ取るか、細かく刻みます。葉の部分は、食べやすい大きさに手でちぎるか、包丁でざく切りにします。大きさの目安は、一口大です。(※「ざく切り」とは、野菜をあまり形を気にせずに大まかに切る方法です。)
- ボウルに卵を割り入れ、塩、こしょうを少々加えて菜箸で溶きほぐします。(※「溶きほぐす」とは、卵の黄身と白身を均一に混ぜ合わせることです。)
- フライパンを温めます。
- フライパンに油大さじ1を入れ、中火にかけます。(※「中火」とは、炎の先がフライパンの底に届くか届かないかくらいの火加減です。)油が温まるまで1分ほど待ちます。油が温まったかどうかは、フライパンを少し傾けて油がサラッと流れるかで判断できます。
- 卵を炒めます。
- 温まったフライパンに溶き卵を流し入れます。すぐに菜箸で大きくかき混ぜます。卵がお好みの固まり具合になったら、一度フライパンから取り出し、お皿などによけておきます。(※卵は火が通りすぎるパサついてしまうので、少し半熟かな?というくらいで取り出すのがポイントです。)
- キャベツを炒めます。
- 卵を取り出した後のフライパンに、そのままキャベツを入れます。(もし油が足りないようであれば、少しだけ足しても良いですが、基本的には卵を炒めた時の油で大丈夫です。)
- 中火でキャベツが少ししんなりするまで炒めます。時々木べらで混ぜながら、全体に火を通します。目安は2〜3分程度です。キャベツの甘い香りがしてきます。
- 卵を戻し入れ、味付けをします。
- キャベツがしんなりしたら、(3)でよけておいた卵をフライパンに戻し入れます。
- 全体を軽く混ぜ合わせたら、醤油を回し入れます。醤油は鍋肌(フライパンの縁)から入れると香りが立ちやすくなります。(※「鍋肌」とは、フライパンの側面のことです。)
- 全体に味がなじむようにサッと混ぜたら火を止めます。
- 器に盛り付けて完成です。
完成!
これで「卵とキャベツのシンプル炒め」の完成です!ふわっとした卵と、甘みが出たキャベツの組み合わせが食欲をそそります。醤油の香りがどこか懐かしく、ご飯が進む味付けです。見た目も彩り豊かで、自分で作った達成感も感じられるはずです。
アレンジ・補足
- 旨味をプラス: もしあれば、ベーコンやツナ缶(油を切って)をキャベツと一緒に炒めると、より旨味が増します。
- 味付けのバリエーション: 醤油の代わりに、鶏がらスープの素を少量加えたり、塩こしょうだけでシンプルに仕上げたりするのもおすすめです。バターで炒めて醤油を少し垂らすと、コクが出てお子様も好きな味になります。
- 栄養をプラス: 冷凍のコーンやきのこ類(しめじなど)を少量加えても美味しいです。
- 保存: 当日中に食べきるのが一番ですが、冷蔵庫で保存する場合は清潔な容器に入れ、2日を目安にしてください。再加熱する際は電子レンジでも可能です。
おわりに
お疲れ様でした!シンプルな材料と手順で、美味しい一品が完成しましたね。
料理は、難しいものばかりではありません。まずは、このように身近な食材を使って、簡単なものから挑戦してみることが大切です。自分で作った温かい料理を食べる時間は、きっと日々の暮らしを少しだけ豊かにしてくれるはずです。
このレシピが、あなたの「シンプル食卓」の第一歩となれば嬉しいです。これからも、誰でも簡単に作れるレシピをたくさんご紹介していきますので、ぜひまたサイトを訪れてみてください。